はなだより
6月号
梅の花保育園 園長 廣岡 憲雄
  もうすぐ梅雨が来ます
 
 週末には雨の多い5月でした。
 暦の上ではもうすぐ梅雨にはいることと思います。
 雨の多い中、子どもたちは保育室の中の生活が多くなります。
 静かに本を読んだり、ブロックをして考える事が少しはできる大きな子どもと違い
 思い通りにならずどうしてもストレスがたまりやすい環境になります。
 そのような時に日頃の子どもたちと保育士とのコミュニケーションが十分取れていれば
 和やかに嫌な梅雨が乗り切れることでしょう。

 新年度が始まり2ヶ月がたち落ち着いた雰囲気で保育が進んでいます。
 成長著しいこの時期に、色々な経験をさせていきたいと思います。
 
 年少組は天気の良い日には少し日射しがきつくなってきましたので
 木陰で強い日射しをさけて、小さな虫、あり、ダンゴムシ、チョウチョや
 お花をみて知らず知らずに命の尊さを学んでいきます。

 年中年長組になれば、見ているだけでは満足できず自分のものにしたいという欲望から
 『取ってちょうだい。』『自分で取る。』と要求を突きつけてきます。
 虫かごと網を持って虫を追っかける姿は元気そのものです。
 虫取りを通して、小さな虫の小さな命が、子ども自身の命と同じ様に大切なものであるということを
 虫が死んでしまうことで気がつき自然と「命の大切さ」を学習していきます。
 虫の命を通してお友達の命、小さな弟や妹の命、親の命
 全ての生き物の命の大切さ、尊さを学んでいきます。

 この学習は、これからの暑い季節にしかできないものでしょう。
 温かく見守ってください。

 個人懇談会の希望日届けは出されましたでしょうか

 兄弟姉妹のあるところは、忙しいと思いますが
 仕事の都合を考え、提出をしてください。
 短い時間ですので、担任に日頃聞けないこと等まとめておいて、有意義に懇談をしてください。

 また保育園では見えないご家庭での様子などお話し頂ければ
 今後の保育の参考にいたします。よろしくお願いいたします。

 手の消毒

 最近は色々な感染症に罹ることが多くなりました。
 
 生まれたときから無菌の状態で過ごす事が多いから
 抵抗力ができていないと聞いたことがあります。
 
 接触することで、空気を吸うことで、口からはいることで等、色々な感染の仕方があります。
 うつされても嫌だし、うつしても嫌だし
 今、子どもたちが出来ることは手の消毒をして保育園にはいることでしょう。

 保護者の皆様に協力頂き子どもたちも皆してくれています。
 これから梅雨になりじめじめして、ばい菌が喜ぶ季節になります。
 常日頃から手の消毒や、手洗いをする、うがいをすることで病気を防ぎましょう。

 リンゴ病が数人ありましたが今は収まっています。
 顔、手などが赤くなったときには人にはうつらない時期になっているようです。
 
 7月にはプールが始まります。
 保育園では、みずいぼ、とびひ、プール熱などの感染症がプールには入れない病気になります。
 色々な感染症に罹らないよう、健康な元気な子どもに育てましょう。
 また罹ったらお友達にうつさないよう十分に療養し
 治癒してから保育園に登園しましょう。
  (治癒証明書をかかりつけのお医者様より貰ってください。)

 これからの予定

 7月には市民プール(松梅桃組)・父母の会主催バーベキュウ大会
 篠山のサマーキャンプ(松組み)・8月にはアルカイックホールでの観劇
 ・・・が予定されています。