(朝日新聞より抜粋)
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幼い子が、箸や歯ブラシなどを口の中に刺してしまう事故が相次いでいます。 多くは軽傷で済んでいますが、一つ間違えると脳損傷など重大な事故になりかねません。 大人のちょっとした工夫や注意で危険はずいぶん減ります」と専門家は呼びかけています。 |
鉛筆なども一転、凶器に! |
小学校低学年ぐらいまでの幼い子は、平衡(へいこう)感覚がまだ不十分で 頭も重いため不安定で転びやすいです。 はしをくわえたまま転び、のどの奥の柔らかいところにぐさりと刺さるおそれがあります。 はしに限らず、歯ブラシ、鉛筆、ボールペン、スプーン・・・。 幼児の口の中に入る細長いものなら何でも「凶器」になります。 |
「必ず転ぶと考えて」防ぐのにはどうすればよいのでしょうか。 |
@歩ける状態で長い物を持たせない。持っている時は目を離さない。 油断しがちなのは歯磨き。歯ブラシによる事故は案外多いようです。 こどもが自分で歯を磨く時は座って磨かせるようにしてください。 必ず親がそばで見てあげてください。 |
A長い物を放置しない。 はしや鉛筆、はさみなどは、こどもの手の届かない所にしまいましょう。 |
B転びにくい環境にする 床に新聞紙や電気コード類をおかないようにしてください。 絨毯は全面に敷くなど、歩く平面の段差をなくすようにしてください。 |
Cもし事故が起きたら、病院に行く時、刺した物を持って行く。 医師が傷の深さや傷に残ったかけらの有無等を判断する助けになります。 |